PFW Duo Line Plusの特長は、タンクが2つの部屋に分かれていることです。しかし、隔壁に設けられた開口部により、タンク下部のスラリーが一方のセクションから他方のセクションに流れ込むようになっています。充填時には、ベントバルブによる空気調整で、両室のスラリーレベルを均一に上昇させます。この場合、後室が先に空になり、前室のスラリーが滞留します。そのため、重量は前方に移動します。これにより、上り坂を走行する際、トラクターの後部に理想的なドローバー荷重を確保することができます。後部室のスラリー量が、隔壁を介して前部室に空気が入るレベルまで減少すると、残量排出が行われます。