スカンジナビア市場を中心としたお客様の要望により、実績のある既存のチェンモアの経験を生かしたユニークな製品が再び誕生しました。このモデルは、お客様からの「機械を交換することなく、センターと道路脇の両方の縁をクリアできるチェンモアを開発してほしい」という要望に応えて開発されました。
その両方を実現できる機械がないため、開発・生産部門はこの要求に応えるべく努力してきました。新発売のスイベルアーム付きチェンモアFKR-152は、このギャップを埋めるマシンです。
機能の組み合わせで、柔軟なソリューションを実現
FKR-152チェンモアは、非常に柔軟性の高い機能の組み合わせを内蔵しています。油圧式スイベルアームにより、センターポジションに対して1メートルほどサイドに寄せることができます。これにより、センターポジションでは中央の縁を、サイドポジションでは道路脇の縁の清掃を行うことができます。
さらに、チェンカッティングシールド自体が油圧式で最大30°の角度で傾けることができるため、地形に自動的に適応することができます。そのため、畑や砂利道、狭い林道、鬱蒼とした植生や変わりゆく景色の中を通る道などに非常に適した機械です。
植生を伐採すると、背の高い草や多くの葉の中に石などが隠れていることが多いため、品質や耐久性に高い要求があります。そのため、本モデルではG100品質のスチールチェーン2枚を搭載しています。動力は3トラックのパワーベルトベルトドライブで伝達され、高いパワーを作業に伝えるだけでなく、チェーンから来る振動を吸収する役割も果たしています。
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