1990年代、ドイツのザイフェルト社は革新的な表面蒸らし技術を導入しました。スチールやアルミのフードの下で大面積の蒸らしを行うのです。
シート蒸しに比べ、この方法は蒸気の移動量が非常に多いという利点があります。シート蒸しでは1平方メートルあたり1時間あたり4kgだった蒸気が、フード蒸しでは1平方メートルあたり1時間あたり30kg以上となります。
その結果、蒸し時間が大幅に短縮され、ヒーティングオイルの消費量も削減されます。
エネルギー消費量
蒸し時間や土壌の特性にもよりますが、蒸し深さ8~10cmに達するには1平方メートルあたり0.3リットル、25~30cmに達するには1リットルの熱媒油が必要です。この方法で、最高85℃の地温を達成することができます。
フード蒸しでは、シート蒸しと比較して、最大で50%の暖房油の節約になります。
経験則から
1.蒸し時間が長いほど、エネルギー損失が大きくなるため、1平方メートルあたりのエネルギー需要も大きくなります。
2.蒸し深さ10cmの場合の蒸し時間は、約8~12分です。
3.通常の蒸しフードで1時間・1平方メートルあたり30kgの蒸気を実現できます*。
ノウハウコツとポイント
当社の高品質なMSDスチーミングフードは、スチール製またはアルミ製です。そのライフサイクルは非常に長いです。温室やトンネル、屋外でも使用できる信頼性の高い製品です。
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