メリット
卵の保存中に熱処理を行うことで、卵の長期保存による悪影響を軽減できることが証明されています。5〜7日しか保存していない卵であっても、孵化率とヒナの品質を向上させることがわかっています。このプラスの効果は、短時間の温度上昇によって胚盤内に生成される生存細胞の数が増加することに起因します。
仕組み
SmartHeat™は電気加熱式のユニットなので、卵の保管室の近くに簡単に設置することができ、柔軟かつ便利に使用することができます。
-準備1回の加熱処理ごとに、セッタートレイに載せた卵を保管室からSmartHeat™に移動させ、プログラムを開始します。プログラムは「負」の時間モードで実行されます。つまり、設定された熱処理の期間(地域の状況や卵の品質に応じて温度と時間を設定できます)が終了すると、タイマーがゼロになります。
-予熱+加熱処理。77°Fでの予熱(熱処理を開始する前に卵の温度を均一にするため)の後、SmartHeat™が温度上昇を開始し、卵殻の温度を90°Fに均一化します。
-クールダウン。プログラム可能な時間の熱処理を行った後、SmartHeat™は必要なクールダウンを開始します。
-卵の保管に戻る。冷却期間が終了し、卵殻の平均温度が保管室の温度に近づくと、卵は保管室に戻されます。
-繰り返します。卵の保管期間が約14日を超える場合は、2回目、さらには3回目の加熱処理を行うことで、孵化率を最適化し、ヒナの品質を維持することができます。
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